KKS研究会本部
「会社(サロン)を、存続しさらに、売り上げアップを図るには、経営者の“思考”を変えるしかない」と語るのは、現在美容室を3店舗・ヒーリングサロン1店舗を運営する有限会社LEAF代表取締役、池島史佳氏。KKSを導入し、現在までの軌跡と、今後の展開についてお話を伺った。
はじめに、KKS導入に至った、経緯をお聞かせください。
池島:当時、母親が個人経営していた美容室1店舗だけだったのですが、ある時、母親から、急に「継がないか?」って、言われたんです。一言で「家業を継ぐ」とは言いますが、実際、二代目・三代目をやられている方は分かると思いますが、本当に大変なんです。でした。そこには、カリスマ(先代)がいるわけで・・・でも、会社=組織にするって言うんですから、困っちゃいましたよ。で、まず手始めに、支店を出したわけです。もちろん、先代には、ノータッチをお願いして。カリスマって、すごい人格・人望があって、すごい事だと思うんですが、今後、何年・何十年というスパンで、会社を運営し、永続・拡大を視野に入れて考えた時に、カリスマ一人にお客様がついて来るお店じゃ、ダメだと思ったんです。その人が終わったら、店も終わっちゃう。なので、スタッフさん※(LEAFさんでは、みんな「さん付け」で呼び合うそうです)が活躍出来るステージ、カリスマになれる場を作ろうと思って支店を出しました。先代も自分も目の届かない所で、支店を運営しなくてはいけないので、最低限の‘会社のルール作り’を全店共通で作成したんです。当初は、先代しかり、他のスタッフさん達からも反発がありました。「どうして、今まで通りじゃいけないんですか?」って。今までは、規律がなかったんです。カリスマがその日、その時に発する一言一言がルールだったので。もちろん、急に出来た‘会社の規則’に馴染めずに、残念ながら卒業していったスタッフさんもいました。でも、その時、強く心に決めたんです。「辞めたスタッフを後悔させてやろう。今いるスタッフさん達が、このお店で会社でず~っと働きたい!って思ってもらえるようにしよう!」って。そうして、出来たのが、今の現行の当社の‘就労規則’ですね。‘みんなが働きやすいルール’が出来て、お店の売り上げもそこそこの日々が続いて。。。でも、何か物足りないというか、やっぱり、売り上げアップして、もっと、スタッフさんに還元したい!って考えるようになって。みんなの士気や技術は十分にあるし、うちは値段設定も安いし、値引きもこれ以上出来ないし・・・‘想い’はあっても、‘武器’が無かった。でも、‘類は友を呼ぶ’って本当だなって思ったのは、運命の巡り合せで、「KKS髪質改善システム」に出会って。もともと自分達で作ったマニュアル・ルールに合致していたし、最初の臨店講習を見た時に、鳥肌が立ったのを思い出しました!「これだ!求めていたものは」って。
その臨店講習の後、すぐに導入されたのですか?
池島:いや、そうは行きませんでしたよ。でもまずは、四の五の言わずに、店内講習を3ヶ月みっちり、ほぼ、毎日、営業終了後に講習を行いました。今、考えれば、よくスタッフさん達みんなついてきてくれたな、って思います。とにかく、多いんですよね。覚えなきゃいけない、理論や文言が。
勉強することが、沢山あるわけですね?
池島:そうなんです。でも、なかなか、他のサロンさんがこのシステムを導入出来ない一番の理由は、、、たぶん、オーナーさん自身だと思います。プライドがあるっていうか、過去を捨てられないっていうか。これから、KKSシステムを導入しようとするオーナーさんは、少なからず、みなさん、今現在サロンを経営されているわけで。。。そうすると、「今までのやり方」がありますよね^^ベストだと思っている自分のやり方が。
これまでの美容業界の「やり方」とは違うってことでしょうか?
池島:まったく違うと言ってしまっては大げさかもしれませんが、違います。一番は、考え方が違いますので、その部分で、理解に苦しむオーナーさんが大多数なんじゃないかな?って思います。みなさん、今やっている自分のところのやり方に、「いい所だけ」をオンしようって考えて来るので・・・例えば、コップにすでに美味しいコーヒーが入ってますよね。そこに、おいしいビールを入れてみたら、どんな味になるか、飲めるもんじゃないですよ。おいしいビールを飲みたかったら、一旦、すでに入っている美味しいコーヒーを捨てる必要があるんです。つまり、過去を捨てる勇気がないといけない。
過去を捨てる勇気ですか、、、人間、過去にすがりがちですからね。
池島:いや、それだけ難しいシステムなんです。ただ、それだけ難しい分だけ、返ってくる結果も嬉しさ倍増ですよ^^3ヶ月先まで予約が入るようになりますし、店販も売れるようになりますし、結果、売り上げもアップします!このご時世に。
結果だけ聞いてしまうと、良い事づくめですね!
池島:はい。なおかつ、KKSシステムは、決して時代のニーズに左右されないという強みがありますので、今後、10年20年と、続けて美容室を経営していきたい!と強く願っているオーナーさんは、是非、頭と心を真っ白にして、一度、講習会に来て見て下さい。
KKSシステムの内容についてお聞かせ下さい。
池島:いや、システムの内容は、やはり、百聞は一見にしかず。で、「何か特殊な機械使うの?」とか「薬剤は、どんなの?」とか疑問があるかと思いますが、まずは、一度、ご自分の目で、心で確認してみて下さい。
今後の展開については、いかがでしょうか?
池島:今、取り組んでいるKKSシステムもまだまだ、完璧にこなせているわけではありませんので、とにかく、関東では、当社が先頭に立ってインストラクション出来る位に、スタッフさんに覚えて頂いて、また、今後、のびていくは、当社のような15坪程度の小規模サロンだと思うんです。ですので、まずは当社が熱くなって、零細企業(美容業界)から日本全体を熱く盛り上げて行きたいと思います^^
本日は、ありがとうございました。
池島:こちらこそ、ありがとうございました。まだまだ、当社もこれからなので、一緒に切磋琢磨しあえるサロン・オーナーさんと知り合いたいと思います。
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KKS東京髪質改善研究会メンバー